30歳迎えたB・フェルナンデスはマンUを離れるべきなのか あまりにもったいないとの声も「クラブを背負ってきたのに、何も恩恵がない」

マンUをリードしてきたB・フェルナンデス photo/Getty Images

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来季も苦戦する可能性高く

プレミアリーグでは15位に沈み、ヨーロッパリーグも決勝でトッテナムに敗れてしまったマンチェスター・ユナイテッド。その失望はかなり大きいはずで、チームにはなかなか光が見えてこない。

気になるのは、今季もチームのために汗をかき続けたMFブルーノ・フェルナンデスだ。今季もリーグ戦で8ゴール10アシストを記録するなど、ブルーノの貢献度に文句はつけられない。加入からほとんど怪我もなく、まさにチームの心臓と呼ぶべき選手だ。

しかし、ブルーノも30歳を迎えている。一部ではサウジアラビアの強豪アル・ヒラルからのオファーを断ったとも言われるが、このままマンUに残り続けるべきなのだろうか。英『Daily Star』のジェレミー・クロス記者は、ブルーノに退団すべきだと進言している。
「ブルーノは即刻ユナイテッドを離れるべきだ。彼はここ数シーズンにわたってユナイテッドを背負ってきたのに、何の恩恵も受けていない。代償としてELにさえ出場できず、来季もタイトル獲得の可能性が見えないチームに取り残されることになる。ブルーノは自分が今クラブを離れれば、チームがさらに深い穴へ落ちていくことを理解しているだろうが、それは彼の問題ではない。ブルーノは利己的になるべきであり、自分と家族にとって最善の選択をすべきだ。信じられないほど平凡なチームになったユナイテッドに留まることは、最善の選択肢とは程遠い」

厳しい論調だが、確かに来季もマンUがタイトルを獲得できる可能性は低いと言わざるを得ない。プレミアTOP4入りでもかなり厳しい目標と言えるかもしれない。欧州カップ戦に出場できないことも痛手で、ブルーノのキャリアにはブレーキとなるかもしれない。

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