久保建英を移籍させる気はなし、ソシエダ会長が断言「久保を売却する気も、必要もない」「代理人の話も聞いていない」

去就が注目される久保 Photo/Getty Images

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ソシエダは大きく変わってしまうが

大手エージェンシー『Sport360』との新たな代理人契約を交わしたことが話題となったレアル・ソシエダMF久保建英。この動きは今夏の移籍を示唆しているのではないかとみられ、移籍についての報道が加速している状況だ。

この状況を受け、レアル・ソシエダの会長ヨキン・アペリバイ氏が口を開いた。SDのエリック・ブレトス、新監督セルヒオ・フランシスコの就任を発表する会見でのことだ。バスク地元紙『noticas de Gipzkoa』が報じた。

「代理人変更や移籍の話は少しも聞いていない。彼自身も代理人変更を正式に発表していない。だからといって、移籍しないというわけではないがね。ただ言えるのは、久保を移籍させるつもりはないということだ。来年もここにいてほしいと思っている。売却するつもりも、売却する必要もない。来年はレアル・ソシエダでプレイすると思う」
アペリバイ氏はこのように語っているが、アーセナルへの移籍が確実視されているMFマルティン・スビメンディについても「彼にはスペイン代表に行っている間に冷静に考えるように伝えた。昨年もそう伝えた。我々は彼をここに残したい。短期的には契約は成立しないだろう」と答えており、単に公式に発表となるまで情報を与えないつもりである可能性もある。

スビメンディのほか、MFブライス・メンデスらに移籍の動きがみられる現在のラ・レアル。監督やSDも変わるためチームは大きく姿を変えることになるが、久保はサン・セバスティアンに残るのだろうか。

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