大谷翔平が敵地マウンドで右肘手術後初のライブBPに登板 2奪三振、最速156キロ、投手の感覚を思い出し笑顔

メッツの本拠地シティ・フォールドのマウンドで投球する大谷 photo/Getty Images

球速を抑えながら投球

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が日本時間26日、ニューヨーク・メッツとの試合前に右肘手術後初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。

この日は、敵地での試合。その事前練習で大谷がメッツの本拠地シティ・フィールドのマウンドに上がった。打者との対戦は実に23年8月23日のシンシナティ・レッズ戦以来641日ぶりとなった。

大谷は、金慧成(キム・ヘソン)やダルトン・ラッシング、コーチのJ.T.ワトキンスと対峙。計5打席、22球を投じ1安打1四球、2奪三振を奪った。最速は97マイル(約156.1キロ)だった。

大谷は、試合後の取材でこのライブBP登板について言及。「いいステップが踏めた。内容も納得できた」と語り「バッターが立てば球速が上がるのは分かっていた。でもあまり上げすぎないように。1回目のライブBPなので、あまりなるべく96、97マイルは投げないようにしていた」と敢えて力を抑えての投球だったことを明かした。

それでも投手復帰へ、大谷は大きな一歩を踏み出したことを実感したのか「最近あまり投げていなかったので、自分が投手をやってるというのを若干思い出した感じはあるんじゃないかな」と笑顔を見せた。

その二刀流復活はオールスター後の予定。今後、投手として調整ペースを上げていく大谷にも注目だ。

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