エンゼルスの主砲マイク・トラウトが一塁全力疾走で左膝に軽度の痛み…… 昨シーズン2度手術の箇所、再発に不安

左膝に爆弾を抱えるトラウト photo/Getty Images

この日、途中交代

マイク・トラウト外野手が日本時間5月1日、敵地でシアトル・マリナーズ戦に3番・右翼で先発出場したものの、左膝の負傷により第3打席で途中交代した。

トラウトはこの日、初回に1死一塁で迎えた第1打席では左前打を放った。そして3回の第2打席は二ゴロ、その裏の守備でも問題なく守りについていたようにみえた。ところが4回2死一、二塁の好機で回ってきた第3打席に期待が膨らんだが、まさかの代打。代わりにジョー・アデルが打席に立った。

「MLB.com」によると、ロン・ワシントン監督が試合後に途中交代について言及。3回第2打席の二ゴロで一塁まで全力疾走した際に、左膝に痛みを感じたことが理由だと明かしたという。ただ、幸いにも軽症とみられ、日本時間2日からのデトロイト・タイガース戦には出場する見込みだ。


トラウトは近年、ケガに悩まされてきた。昨年は2度の左膝手術を行い、出場29試合にとどまった。今季は体への負担を考慮し、中堅から右翼へコンバートされたが、その効果は薄いようだ。早急に対策が求められてくることだろう。

ちなみに彼はここまで全29試合に出場し打率.179と落ち込んでいる。しかし9本塁打はリーグ2位。18打点と主砲としてチームに貢献している。軽症であればひとまずは安心だが、今後の動向に注目したい。

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