日本代表MF堂安律の今夏移籍は確実な情勢 フランクフルトと今季終了後に詰めの交渉へ

フライブルクの堂安律 photo/Getty Images

フライブルクとの契約は2027年夏まで

フライブルク所属の日本代表MF堂安律にとって、今シーズンはキャリア最高とも言えるシーズンとなっている。今シーズンのブンデスリーガではここまで全試合に出場し、9ゴール8アシストを記録。現在4位でクラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて躍進を続けるチームの牽引役を担っている。

今シーズンの活躍によって、堂安の去就にも注目が集まり始めている。イタリアやイングランドの複数のクラブが獲得に興味を示していることに加えて堂安自身もステップアップを望んでいるとされることから、今年夏の移籍の可能性が現地メディアによって盛んに報じられている。

こうした中、堂安獲得に向けた動きを本格化させつつあるのがフランクフルトだ。今年1月にオマル・マルムシュをマンチェスター・シティに売却した際に得た莫大な移籍金をもとに新戦力の獲得をめざしている同クラブは、ドイツ紙『Bild』によれば既に堂安の代理人と接触し、今シーズン終了後にフライブルクと移籍に向けた最終交渉に入る予定であると伝えている。

堂安のフランクフルト行きは、移籍金の金額で交渉が成立するかにかかっているようだ。フランクフルトが堂安獲得のために1500万ユーロ(約24億2000万円)から1800万ユーロ(約29億1000万円)を移籍金として想定しているのに対してフライブルクは2000万ユーロ(約32億3000万円)以上を要求。この両者の差を埋められるかがカギになるとも『Bild』は報じている。

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