アモリム監督が語る「EL過酷説」 CLよりもELの方が厳しい? 主な理由は試合のレベルではなく……

苦境に立たされているアモリム監督 Photo/Getty Images

連戦こそが最大の敵

ルベン・アモリム監督の発言が波紋を呼んでいる。アモリム監督は、ヨーロッパリーグ(EL)とチャンピオンズリーグ(CL)の違いについて「試合ではなく、週末のプレミアリーグに向けたリカバリーの面で、ELの方がCLより遥かに過酷だと私は思う」と語った。『BeanymanSports』が伝えている。

アモリム監督はELとCLの日程の違いを指摘しており、CLは火曜日と水曜日に試合が行われるため、週末のリーグ戦まである程度のリカバリー期間を確保できる。しかし、ELは木曜日に試合が行われるため、リーグ戦が日曜日に開催される場合は試合まで中2日しかない。特にプレミアリーグは、試合間隔が短く、試合数も多いため選手への負担が大きい。そのため、ELに出場するチームは、CL出場チームよりも過酷なスケジュールを強いられることになると主張している。

レッドデビルズは、ベスト16のファーストレグでレアル・ソシエダと1-1で引き分けた。したがって、準々決勝に進むには、来週行われるオールド・トラッフォードでのセカンドレグに勝たなければならないが、まずはプレミアリーグのアーセナル戦に臨まなければならない。アモリム監督は、過密な試合スケジュールの影響を懸念しており、レアル・ソシエダとの試合終盤に選手たちが疲労に苦しんでいたことを認めている。「日曜日を乗り切る必要がある。チームは最後の20分でとても疲れていた」とアモリムは語った。

アモリム監督は選手たちと共に、この過酷な戦いを乗り越えようとしている。怪我人の影響もありローテーションを組むことが難しいが、それでもCL権獲得のために負けられない戦いが続く。

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