“バルセロナのNewポグバ”と言われた日も バルセロナを離れてから各地を転々とする若き大型MFの今

今季はセルタでプレイするモリバ photo/Getty Images

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23日に古巣バルセロナと顔を合わせる

現在ラ・リーガで首位を快走するバルセロナは、23日に第14節でセルタと対戦する。現在そのセルタで奮闘しているのが、かつてバルセロナに所属した21歳のMFイライクス・モリバだ。

現在のバルセロナでは優秀な若手が続々とブレイクしているが、カンテラで育ったモリバも185cmのサイズを持つ大型MFとして大きな期待を背負っていた。

バルセロナにてトップチームデビューを果たしたのは2021年の1月で、当時バルセロナを指揮していたロナルド・クーマンがスペイン国王杯3回戦のUEコルネジャ戦でモリバをピッチへ送り出した。
当時はポール・ポグバと比較されることもあり、その後はリーグ戦でも着実に出番を増やしていった。しかしモリバはクラブとの契約延長を望まず、その年の夏にドイツのライプツィヒへと完全移籍した。

今思えば、この判断は正しいものではなかったのだろう。育成上手と言われるライプツィヒだが、モリバはほとんどインパクトを残せぬままバレンシア、ヘタフェとレンタル移籍を続け、今季はセルタにレンタル移籍している。

ここまで順調なステップアップとは言えないが、セルタではここまでリーグ戦10試合に出場するなど出番は得ている。スペイン『SPORT』によると、チームを指揮するクラウディオ・ヒラルデスも「イライクスは特別な選手で、我々がサポートすべき選手だ。我々の中盤に欠けていたものを持っている。ボールの扱いも上手くて才能があり、攻守両面で貢献できる」とモリバを評価している。

バレンシア時代、ヘタフェ時代にもバルセロナと顔を合わせたことがあるが、今のヤングスターだらけのバルセロナにモリバは何を思うのか。

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