「ブラジルが予選を通過できないなんてことになれば大惨事」 今月の南米予選を落とせばサッカー王国がピンチに?

南米予選で躓いているブラジル代表 photo/Getty Images

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6試合で早くも3敗を喫する緊急事態

今週の代表マッチウィークにて、ドリヴァウ・ジュニオール率いるブラジル代表は非常に重要な2026ワールドカップ南米予選2試合を戦う予定となっている。

まずは7日にホームでエクアドルと対戦し、4日後の11日に敵地でパラグアイとのゲームだ。これまでのセレソンならば心配する必要のないカードと言えるが、現在はそうも言っていられない。ここまで2026ワールドカップ南米予選は6試合を消化し、ブラジルは2勝1分3敗で6位に甘んじているのだ。

南米予選は6位までがワールドカップ出場権を獲得でき、7位のチームは大陸間プレイオフへ回るレギュレーションとなっている。まさかブラジルが予選敗退などあり得ないと思う人が大半だろうが、英『FourFourTwo』は「ブラジルは破滅の瀬戸際にある」と題し、笑っていられる状況ではないと警告している。
「(南米予選で)アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビアに敗れ、ベネズエラと引き分けたことからブラジルのファンはパニックとなった。今月はエクアドル、パラグアイと対戦するが、この2試合は予選突破へ大きな影響を与える可能性がある。ブラジルが予選を通過できないなんてことになれば、まさに大惨事である」

絶対的エースだったFWネイマールはまだ負傷が癒えていない状況で、レアル・マドリードで成長したFWヴィニシウス・ジュニオールもまだセレソンでは目立った結果を残せていない。エンドリック、エステヴァン・ウィリアンといった10代プレイヤーも招集しているが、10代の選手に重荷を背負わせるのは酷というものだ。

最終ラインのリーダーだったDFチアゴ・シウバも代表を離れており、今のセレソンには絶対的リーダーと呼べる選手が不足している。エクアドル、パラグアイ相手に勝ち点を取りこぼすようなことがあれば、本格的にピンチとなるかもしれない。

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