2年連続のプレミア得点王近づくも批判の多いシーズンに? デ・ブライネが相棒ハーランドを擁護 「ちょっとでも調子が落ちたシーズンになると……」

シティのデ・ブライネとハーランド photo/Getty Images

昨シーズンが異常だった

マンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネは相棒であるストライカーのアーリング・ハーランドの今シーズンの活躍を称賛している。

昨シーズンよりシティに加わったハーランドは加入1年目で公式戦53試合で52ゴールをマークし、プレミアリーグでは35試合で36ゴールを記録した。3冠達成に大きく貢献した文句なしのシーズンを過ごした。今シーズンは怪我での離脱期間があったものの、公式戦43試合で38ゴール、リーグ戦では30試合で27ゴールという上出来な数字を残している。

リーグ戦も残り1試合となり、2年連続でプレミアリーグ得点王も確実だと考えられているが、今シーズンは批判されることも少なくない。それでもハーランドはフィル・フォーデン共にプレミアリーグ年間最優秀選手賞の最終候補8人に名を連ねているが、この選出に疑問の声も挙がっているほどだ。しかし、デ・ブライネは今シーズンもハーランドは素晴らしい活躍をしていると、英『Daily Mail』にて語っている。
「昨シーズン、彼の数字はあまりにも信じがたく、馬鹿げていた。ちょっとでも調子が落ちたシーズンになると、みんな自分のやってきたことを評価してくれなくなるんだ。しかし、彼は現在27ゴールを決めており、おそらくまたゴールデンブーツを獲得するだろう。それは信じられないことだよ。彼はまた素晴らしいプレイを見せてくれたし、これからも自分の仕事を続けていくだろう」

アーセナル戦やCLラウンド8でのレアル・マドリード戦のように大一番で結果を残すことができない試合もあったが、批判されながらもこの数字を残すハーランドはやはり世界トップクラスのストライカーだと言えるだろう。

リーグ戦直近6試合で9ゴールを挙げるハーランドはタイトルがかかるシーズン終盤で再び得点ペースをあげてきている。少しでも調子を落とすと批判されるのはスターの宿命でもあるとも言えるが、ハーランドは残り2試合でシティにリーグ優勝とFAカップ優勝をもたらすゴールを決めることができるか。


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