過去10年間で期待に応えた新加入選手は “3人”のみ? ファーディナンドはマンUの補強戦略に苦言

今季は苦戦しているマンU photo/Getty Images

今夏の動きが注目されている

新共同オーナーとなったイネオス社のサー・ジム・ラトクリフ氏の下、今夏に大改革が予想されているマンチェスター・ユナイテッド。

今シーズンはクラブ史上最悪のシーズンになるかもしれないユナイテッドは来シーズンに向けた補強が注目されている。すでに様々な選手の噂が浮上しており、選手の出入りが激しい夏を過ごすことが予想されている。

しかしユナイテッドはここ数年、高額な移籍金で選手を引っ張ってくるものの、結果を残せない選手も多く、新戦力の補強がうまくいっていない。そんななか、最近のユナイテッドの補強戦略に苦言を呈しているのが、クラブのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏だ。同氏は過去10年間の補強で一貫したパフォーマンスを見せ、期待されていたプレイを見せたのは3人のみだった、という厳しい考えだ。
「獲得した選手を見てみると、加入してから『よし、期待通りのレベルでプレイしてくれた』と、思えるのは記憶にある限りでは3人だけだと思う。ブルーノ(フェルナンデス)、クリスティアーノ(ロナウド)、ズラタン(イブラヒモビッチ)だ。私が新加入選手に期待していたものを一貫して見せてくれたのはこの3人だけだった」

「他の選手たちは皆、期待に応えられなかった。どんな理由があるにせよ、彼らは期待する水準に達していない。あなたが期待しているものには何の価値もない。だから彼らはその真相を突き止めなければならない」(英『Daily Mail』より)

今夏にも積極的な補強を行い、チームの再建に動くことが予想されているユナイテッドだが、同じ轍を踏まないように過去の補強戦略を見直す必要もあると、ファーディナンドは考えているようだ。

多くの選手の出入りが予想されるユナイテッドの今夏の移籍市場での動きは、多くの注目を集めることになるだろう。


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