サッカー界最高クラスの“コンバート成功例”? 大型FWはニューカッスルで絶対の潰し屋となった「完璧なオールラウンダー」

ニューカッスルで活躍するジョエリントン photo/Getty Images

FWとしてはプレミアで結果を残せなかったが……

今季はやや苦しい戦いを強いられてきたが、それでもニューカッスルMFジョエリントンの評価が大きく落ちることはないだろう。

2019年にニューカッスル入りしたジョエリントンは、当初186cmのサイズと屈強なフィジカルを武器としたセンターフォワードだった。それが今ではセントラルMFへコンバートされ、すっかりそこが定位置となっている。

年明けからは負傷離脱しているが、今月11日にはクラブとの契約を2028年まで延長。ニューカッスルの中盤にジョエリントンは欠かせない存在だ。
地元紙『Chronicle Live』によると、クラブのレジェンドであるマルコム・マクドナルド氏もMFへの変身は全くの予想外だったと振り返っており、ここまでコンバートが上手くいケースも珍しいだろう。

「もし数年前の段階で、クラブがジョエリントンに新たな長期契約オファーを提示するとの話を誰かから聞かされたら、私は大声で笑っていただろう。しかし、今の彼を見てくれ。これまでサッカー界を見てきた中で、ポジション変更後に彼のような変化を果たす選手は見たことがなかった。ビッグ・ジョー(ジョエリントン)は中盤の完璧なオールラウンダーのように見えるよ」

守備面でも相手を積極的に潰すファイターとなっていて、ジョエリントンは見事ニューカッスルで生き残っていく道を見つけた。昨年にはブラジル代表デビューも果たしており、全てにおいて大成功なコンバートだ。

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