CL準々決勝レアル・マドリード対マンチェスターシティは「CL史上最高の試合の1つ」 イタリアのファンタジスタが大絶賛

バルベルデのダイレクトボレーも美しいゴールだった photo/Getty Images

美しいゴールを何度も決めてきたデル・ピエロ氏も大興奮

元イタリア代表でユヴェントスのレジェンドでもあるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が日本時間10日の早朝に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝のレアル・マドリード対マンチェスター・シティを「CL史上最高の試合の1つ」と大絶賛した。

元ユヴェントスの監督、ファビオ・カペッロ氏とともに解説として試合を見守ったデル・ピエロ氏は試合後に感想を求められた際にそうコメントしたが、その理由を「プレイのレベルとゴールの美しさのせいだ」と語った。

その試合は2分、シティのべルナウド・シウバの意表をつくFKの先制点でゴールラッシュの幕が上がった。その10分後、エドゥアルド・カマヴィンガの切れ味鋭いドリブルからのミドルシュートでレアルが同点に追いつく(記録はオウンゴール)。するとその2分後の14分には、ゴール前にドリブル突破したロドリゴが、シティDFとGKを嘲笑うかのように見事にタイミングを外し、ゴール隅へと流し込み一時逆転に成功する。そして前半はこのままレアル(2-1)シティで折り返す。
66分、再び試合が動き出す。シティのフィル・フォーデンがペナルティアーク付近からゴールの左上を突き刺す弾丸シュートで追いつき、続いて71分に、ヨシュコ・グバルディオルが左サイドから逆サイドに突き刺す逆転ゴールを奪う。すると79分には、レアルのフェデリコ・バルベルデが左サイドから上がったクロスをジャストミートしたボレーシュートを決め、再び同点に追いついて試合は引き分けで幕を閉じた。デル・ピエロ氏が語る通り、この6つのゴールはどれも創造性に富み、素晴らしいテクニックによって生み出されたものであった。

果たして2週間後の4月18日の早朝に行われるセカンドレグでは、どのようなドラマと結末が待ち受けているのか、その行方に注目したい。



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