ゴールラッシュとなった試合の陰で存在感を示せなかったハーランド セカンドレグで汚名返上なるか

リュディガーがハーランドをよく抑えていた photo/Getty Images

リュディガーによる「ハーランド封じ」

チャンピオンズリーグラウンド8のファーストレグ、レアル・マドリードとマンチェスター・シティの一戦は両チームともにゴールラッシュの末、3-3のドローに終わった。ペップ・グアルディオラ率いるマンCはベルナルド・シウバのFKをはじめとするファインゴールを決め、ホームで行われるセカンドレグを同点で迎えることが出来た。しかしながら、この試合でエースのアーリング・ハーランドが不発に終わったことは次の対戦に向けて大きな懸念材料となるだろう。

この試合のハーランドは90分出場したが、普段プレミアリーグで見せるプレイからはほど遠い出来となっていた。レアル・マドリードのCBアントニオ・リュディガーは3失点こそしたものの、ハーランドを止める役割を担い、たとえ他のマンCの選手たちにスペースを与えることになったとしても、ハーランドを自由にすることを許さず自身の役割を全うして見せた。その結果ハーランドはシュート数はわずか1本、ボールタッチ数は20回にとどまり、パス成功率は67%で7度ボールを失うなど散々な内容となった。

昨季のCLでのレアル・マドリード戦でも、両試合通してゴールを決められなかったハーランドには何かしらの修正すべき点があると言える。最近のハーランドにまとわりつく「ビッグマッチで活躍出来ない」という批判を払拭するためにも、日本時間4月18日にホームのエティハド・スタジアムで行われるセカンドレグでは何としてでもゴールを決めたいところだろう。

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