鎌田大地の評価が一夜にして急上昇 過熱していた移籍報道から一転ラツィオ残留か? 「新たな興味深い可能性に満ちている」

久しぶりの先発出場を果たした鎌田大地 photo/Getty Images

「契約更新オプションを発動させるチャンス」

3月30日に行われたセリエA第30節、ラツィオはユヴェントスと対戦。後半アディショナルタイムの得点で1-0の勝利を収めた。日本代表MF鎌田大地は80分までプレイした。

イゴール・トゥドール新監督の就任が鎌田の未来を大きく変えることになるかもしれない。公式戦で15試合ぶりの先発出場を果たした鎌田は名門ユヴェントスとの重要な一戦で攻守に躍動。イタリア『Corriere dello Sport』は選手採点で「7」と高評価。これまで多くの批判にもさらされてきた鎌田の評価は一夜で激変した。

そして過熱していた移籍報道が一転、イタリアメディアは残留の可能性を報じている。鎌田にはラツィオとの1年契約に2年の契約延長オプションが付随しているといわれ、出場機会が限定的だったマウリツィオ・サッリ前監督体制下では、契約を更新しないのではないかという見方が強かった。しかし、監督交代で状況が変わるかもしれない。イタリア『Laziochannel.it』は「トゥドール新監督の就任によって状況が激変する可能性がある」と伝え、ラツィオ残留を示唆している。
「残り1カ月半は重要な時期となる。もし鎌田が残留を決意すれば、クラウディオ・ロティート(ラツィオ会長)のクラブとの2年契約更新オプションを発動させるチャンスがある。巧みなミッドフィルダーの将来は、新たな興味深い可能性に満ちている」

これまで期待されていたような活躍ができなかった鎌田だったが、リーグ終盤戦という重要な局面で自身の将来を左右する大きなチャンスを迎えている。

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