ここまでの決定力はJ1トップ すでに4ゴールを記録し輝きを取り戻した荒木遼太郎は今季絶好調だ

4試合を終えて圧巻のパフォーマンスを残す荒木 photo/Getty Images

4試合で4ゴール

明治安田J1リーグ第4節でアビスパ福岡と対戦したFC東京。

試合は28分に左サイドからの崩しから最後は長友佑都が豪快なボレーを叩き込みFC東京が先制。代表復帰を果たした長友が2010年5月15日の清水戦以来となる5054日ぶりのゴールを決め、幸先のいいスタートを切ったFC東京が最終的に3-1でアビスパ福岡を撃破した。

そんななか、この試合でもゴールをマークしたのが鹿島アントラーズからレンタル移籍中の荒木遼太郎だ。これで今季4ゴール目となった荒木はデータサイト『Opta』によると、3本以上シュートを打った人の中でJ1トップとなる決定率を現在は誇るという。10本のシュートから4点を奪っており、枠内シュート4本から4点決めているようだ。
荒木のポテンシャルは鹿島時代からも大きな注目を集めており、2021年には10ゴールを挙げるなど、若くしてJ1の舞台で躍動していた。しかし、2022年は怪我に悩まされ、昨年は定位置を確保することができなかった。パリ世代の中心となる選手だった荒木だが、代表にも選ばれない状況となっていた。

そんななか、再起を誓って新天地を求めた今シーズン。かつての輝きを取り戻した荒木の姿がある。すでにチームの中心選手としてFC東京に欠かせない選手となった荒木は3月のU-23日本代表メンバーに2年ぶりに復帰を果たしている。

苦しい時期を乗り越え、再び代表復帰を手繰り寄せた荒木。今シーズン絶好調なFC東京の71番からは目が離せない。


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