バイエルン?リヴァプール? 今夏の去就に注目が集まるX・アロンソが選ぶ道 「彼が下す決断には、感情のようなものはないだろう」

去就が注目されるX・アロンソ photo/Getty Images

名将はどこへ行くのか

現在レヴァークーゼンを指揮するシャビ・アロンソ監督は夏の去就が注目されている。

2022年10月にレヴァークーゼンの監督に就任した同氏は、チームを見事に立て直し、リーグ戦6位、ELベスト4進出に導いた。そして今シーズンはリーグ戦未だ負けなしという圧巻の成績を残しており、2位のバイエルンとは8ポイント差をつけている。

そんなアロンソには今季限りで指揮官の退任が決まっているリヴァプールとバイエルンが興味を示しており、同氏を巡る争奪戦が予想されている。今はレヴァークーゼンでの仕事に集中していると語るアロンソだが、英『Daily Mail』のドミニク・キング氏はポッドキャストの「It's All Kicking Off」で自身の見解を示した。
「先週、ユルゲン・クロップが彼について、ヨーロッパで最も優秀な若手監督の一人だと語ったのは興味深かった。アロンソはまだ42歳だから、自分とグアルディオラは恐竜のようなものだ、というちょっとしたコメントを彼は残していた」

「アロンソの場合、その答えがあまりにも明白だと思うことがある。彼は賢い人で、物事をよく考え、自分にとって最善のことをする。彼が下す決断には、感情のようなものはないだろうし、『リヴァプールでチャンピオンズリーグを獲ったから、そこに行く』だけでは済まないだろう。彼は何をするにしても、とてもとても明確だ」

現在のアロンソとレヴァークーゼンの契約は2026年夏までとなっているため、来シーズンもレヴァークーゼンで指揮を執る可能性も十分に考えられる。様々な憶測が飛び交っている状態ではあるが、引き続き同氏の動向から目が離せない。

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