「何かを勝ち取るつもりなら、彼が必要だ」 待望の“キング復活”でマンCはタイトル獲得の準備を整える

中盤での共存が期待される2人 photo/Getty Images

フォーデンも復帰に興奮

プレミアリーグ第20節のシェフィールド・ユナイテッド戦でベンチ入りを果たしたマンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ。

結局この試合は出場しなかったものの、開幕以来離脱していたデ・ブライネの復帰は大きな注目を集めた。そして7日に行われたFAカップ3回戦のハダースフィール戦でファンが待ち望んだ瞬間が訪れる。2-0で迎えた57分に同じく怪我で離脱していたFWジェレミー・ドクと共にデ・ブライネがピッチに。

離脱期間が長かったこともあり、どのくらいパフォーマンスが戻っているか心配されたが、デ・ブライネはピッチに入ると得意のポケットに侵入するフリーランニングや強烈なミドルシュートを披露。74分にはデ・ブライネらしいクロスでドクのゴールをアシスト。復帰早々に抜群の存在感を見せた。
まだ本調子ではないとはいえ、十分なインパクトを残したデ・ブライネの復帰をMFフィル・フォーデンも喜んでいる。

「誰もが彼の復帰を待ち望んでいた。何かを勝ち取るつもりなら、彼が必要だ。彼は世界最高の選手の一人であり、彼のようなことは誰にもできない」

「彼が登場したとき、スタジアムがどよめいたのを見ただろう。それは彼が我々にとっていかに大きく、重要な存在であるかを示している。彼がフィールドに戻ってきたことで、我々も元気をもらった。彼が戻ってくることを嬉しく思うし、我々には彼が必要なので、彼が怪我をしないでいることを願っている」(クラブ公式より)

今シーズンは開幕戦で攻撃の中心だったデ・ブライネを欠いたシティだったが、司令塔不在の中でもフォーデンやFWフリアン・アルバレスといった選手の奮闘でクラブW杯のタイトルも手にした。

しかし、ビッグマッチではデ・ブライネ不在の影響を感じる試合も少なくなく、シティのキングが戻ってきたことは頼もしい限りだ。プレミアリーグ史上初の4連覇を目指すシティに頼りになる男が帰ってきた。


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