日本代表DF伊藤洋輝、独紙選定ポジション別ランキングで上位に 「正確な対角線のパスで周囲を納得させた」

シュツットガルトでプレイする伊藤 photo/Getty Images

高いボール供給能力を評価 

ドイツのシュツットガルトに所属している日本代表DF伊藤洋輝が、ドイツ紙『kicker』が選ぶポジション別ランキングのサイドバック部門で上位にランク付けされ、高評価を得ている。

伊藤は2021年7月にジュビロ磐田からシュツットガルトに加入。入団から3季目となる今シーズンは、昨年11月26日のブンデスリーガ第12節フランクフルト戦での筋肉系の損傷で離脱するまで左サイドバックの位置でリーグ戦全試合に出場し、シーズン前半戦を3位で終えた今季好調のシュツットガルトでレギュラーポジションを確保している。

『kicker』のサイドバック部門でレヴァークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドらに次ぐ4位にランクインした伊藤について同紙は、「昨季は主に3バックの左でプレイしていたが、ボルナ・ソサ(現アヤックス)の移籍でサイドプレイヤーに転向した。11月末に負傷するまでブンデスリーガの全試合に出場し、その正確な対角線のパスで周囲の人々を納得させた」と評し、伊藤の高いパス供給能力をランクインの理由として挙げている。
一方、「小さな欠点もある。彼はもっと得点に絡む危険な選手になれるはずだ。それも現代のサイドバックに求められていることの一つなのだから」として、攻撃参加の場面で課題があるとも同紙は指摘。敵陣深くに侵入した攻撃の際により存在感を増していけるかどうかが、サイドバックとしてのさらなる飛躍には必要不可欠なようだ。

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