アーセナルが補強すべきはストライカー?DF? 「彼らはいつもケガで守備が……」

ジェズスとエンケティア photo/Getty Images

どちらもクオリティが足りない

ウェストハム、フラムに痛い連敗を喫し、クリスマスの好調ムードが一転。4位に転落してしまったアーセナル。

現在、チームに顕在している問題点はいくつかあり、得点力不足や守備陣のコマ不足などが懸念される。冬の移籍市場ではうまく立ち回って手薄なところを補強したいが、FFPの規制に違反しない範囲でと考えると限界があり、お金をかけるポイントは限られてくるだろう。

まず考えられるのはストライカーだ。ガブリエウ・ジェズスもエディ・エンケティアも決定力という点では疑問がある。英『Daily Mail』はアーセナルに関する対談記事のなかで「最強のストライカーを擁するということでは、明らかにアーセナルの武器庫には空白がある。エディ・エンケティアは昨日フラムと対戦したが、間違いなくアップグレードが必要だ」と指摘した。
移籍市場の第一ターゲットはブレントフォードFWイヴァン・トニーとされるが、1億ポンドともいわれる彼を冬の市場で獲ることは困難が予想される。しかも、出場停止中のトニーには8カ月近いブランクがある。

しかし同記事では「彼らはいつも1つのケガで守備の危機に陥ることがある。それが彼らが強化しようとしている部分だ」とDF獲得の必要性も指摘されている。長期離脱中のユリエン・ティンバーに加えて、冨安健洋の復帰と入れ替わるようにオレクサンドル・ジンチェンコが離脱。冨安もアジアカップでチームを離れるため、当面は左SBをヤクブ・キヴィオルでしのぐほかない。左SBに課せられる偽SBの動きをキヴィオルにもトライさせているものの、フラム戦をみるかぎりやや厳しいようだ。

ここからFA杯のリヴァプール戦を最後に1月20日まで試合がなく、小さなウィンターブレイクが訪れる。首脳陣の目も補強に向くはずだが、放出も含めてどのような判断がくだされるだろうか。

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