プレミア15試合目にして生まれた初ゴール 眠っていたストライカーが遂に目を覚ますのか

決勝ゴールを決めたホイルンド photo/Getty Images

貴重な逆転ゴール

プレミアリーグ第19節でアストン・ヴィラと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。ウナイ・エメリ率いる好調ヴィラにユナイテッドがどんな試合を見せるのか注目を集めていた。

試合は前半にセットプレイから2失点を許してしまったユナイテッド。しかし後半にFWアレハンドロ・ガルナチョが2ゴールを挙げて同点に持ち込む。そして迎えた終了間際の82分、CKのこぼれ球を押し込んだのがFWラスムス・ホイルンドだ。

CLでは得点を奪っていたものの、リーグ戦では苦戦していたホイルンド。プレミアリーグ15試合目にして初ゴールをマークした。ホイルンドの初ゴールはチームに逆転勝利を呼び込む値千金のゴールとなった。
今夏に加入しながらも苦戦が続いていたユナイテッドのストライカーだが、指揮官のエリック・テン・ハーグは同選手を信じていたという。

「私は彼と何度か話し合った。私は、彼がデンマーク代表として多くのゴールを決め、CLでも得点し、能力を証明したことを指摘した。彼はそれを信じなければならなかった。ストライカーがゴールを決められない時はいつも問題となるが、彼は強いキャラクターと大きな器を持っており、それはストライカーに必要なものだ。彼が努力を続ければ、ゴールは必ず生まれ、得点も増えるだろう」(英『BBC』より)

またアラン・シアラー氏はこのゴールをきっかけにストライカーが変わる可能性があると、同メディアで伝えている。

「ゲームチェンジャーになる可能性がある。彼は助けがないために、時には公平に時には不公平に、多くのことを我慢しなければならなかった。これから先、それは彼にとって大きな意味を持つだろうし、そうあるべきだ。FWにとってゴールが違いを生むことについては皆が知っている。それは彼にとって素晴らしいことだろう」

このホイルンドのゴールは本人にとっても自信につながるゴールになったに違いない。遂にプレミア初ゴールをマークしたホイルンドはここからゴールを量産できるのか注目だ。

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