サッカー新時代は“超万能MF”が主役へ? PSGの新怪物は「ベリンガムやムシアラと同じ感覚を思わせる」 

PSGで主力を務めるザイール・エメリ photo/Getty Images

CLの舞台でも17歳の怪物は躍動

最近のサッカー界では、若いMFたちがピッチを自由自在に動き回っている姿が目立つ。リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが引っ張ってきた時代には1つの区切りがついたが、今後は何でもこなす超万能MFたちがサッカー界をリードしていくのかもしれない。

元オランダ代表のロナルド・デ・ブール氏が絶賛するのは、パリ・サンジェルマンで主力を務める17歳のフランス人MFウォーレン・ザイール・エメリだ。

PSGは13日にチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でドルトムントと戦い、何とか1-1のドローに持ち込んで決勝トーナメント進出を決めているが、この一戦で強烈なミドルシュートを決めてチームを救ったのがザイール・エメリだ。
オランダ『Voetbal Primeur』によると、デ・ブール氏はザイール・エメリの落ち着きぶりを25歳のようと表現しており、その才能を絶賛する。

「彼はパリのピッチ上で最も偉大な才能の一人だね。ベリンガムやムシアラと同じ感覚を思わせる。彼の体格を見ると、すでに25歳のようだ」

レアル・マドリードのジュード・ベリンガム(20)、バイエルンのジャマール・ムシアラ(20)はもう少し攻撃的なMFだが、どちらも驚異的な才能を備えている。彼らには将来的にバロンドール獲得のチャンスもあるだろう。それは17歳で完成されつつあるザイール・エメリも同じで、欧州では続々と若き怪物MFたちが生まれている。

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