オナナはカミンスキに次ぐプレミアリーグ2位のGK? 厳しい声もある守護神は完全復活を目指す

マンUの守護神オナナ photo/Getty Images

批判の的になっている

今夏にインテルからマンチェスター・ユナイテッドに加入したGKアンドレ・オナナ(27)は厳しい状況に立たされている。

退団したGKダビド・デ・ヘアに変わる新たな守護神としての活躍が期待された同選手だったが、マンU加入後はミスも目立ち批判の対象となることが多い。

しかし、指揮官のエリック・テン・ハーグはオナナを擁護し、同選手はプレミアリーグで2位のGKだと語る。
プレミアでは13試合で16失点を許しているマンUだが、データサイト『Opta』によると、オナナは今季3.6ゴールを阻止しており、これより高いのはルートン・タウンのGKトーマス・カミンスキ(6.3ゴール)だけだという。

またシュートストップも76.1%を記録しており、これより高いのはリヴァプールの守護神GKアリソンの79.2%のみとなっている。51セーブを今シーズンのオナナは記録しており、平均すると22.9分ごとにセーブをしているとのこと。これより頻繁にセーブしているのはブレントフォードのGKウェス・フォデリンガとボーンマスのGKネトだけだ。

この統計を受けて、テン・ハーグは「よく分析すれば、統計に基づいて彼がプレミアリーグで2番目に優れたゴールキーパーであることがわかる」と語っている。

ミスが直接的にゴールに関わり試合の結果に直結するため、GKのミスは目立ってしまうが、マンUの守備の現状はオナナだけのせいではないだろう。オナナ自身のミスも目立つが、GKにとってどうしようもない失点も多い。

CLで相手のゴールに直接繋がるミスをこれまで7回記録しているオナナにも改善点は多いが、マンUの守備の立て直しにはチーム全体の力が必要だと考えられる。

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