トッテナムの左サイドを支えるウドジェ 対戦してやりにくかったプレミア戦士に選んだのは……

サカとマッチアップするウドジェ photo/Getty Images

昨年の夏にトッテナムに加入

今シーズン好調なトッテナムの左サイドを支えるのが、イタリア代表DFデスティニー・ウドジェ(20)だ。

昨年の夏にウディネーゼから加入。昨シーズンはトッテナムからのレンタルという形でウディネーゼに残ることになったが、今夏よりトッテナムに合流。187cmの大柄な体型を生かしたパワーは圧倒的だ。強引な突破もできるが、足元の技術もある左SBだ。

EURO 2024予選のマルタ代表でA代表デビューを飾ったウドジェはトッテナムの攻守においてすでに欠かせない存在となっている。アーセナルやリヴァプールといった強豪との戦いもすでに経験したウドジェは、プレミアリーグで最も手強かった相手に、モハメド・サラーではなく、FWブカヨ・サカの名前を挙げている。
「サカは最も手強かった人物の一人だった。なぜなら私は彼と一度も対戦したことがないし、それがダービーだったからだ。彼を難しくしているのは、彼のファーストタッチの仕方、攻撃の仕方、ボールの守り方だ」

「サラーのほうが速くて、スペースにもっと走り込んでくる。そしてボールを持っても速い。だから、かなり難しかったけど、大丈夫だった」(英『The Athletic』より)

またウドジェは、アーセナル戦で早い段階でイエローカードをもらったことでさらに対応が難しくなったと語っており、タックルをせず、待つディフェンスのやり方に変えたと話している。

ウドジェは今シーズンリーグ戦10試合に出場し2アシストをマークしている。ウドジェはすでに、ジェイムズ・マディソンやミッキー・ファン・デ・フェン、グリエルモ・ヴィカーリオらと共にトッテナムに欠かせない貴重な戦力となっている。

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