「前田大然のスパーズ移籍は非常に理にかなっている」 爆速の前田こそスパーズにピッタリとの評価も

セルティックでプレイする前田 photo/Getty Images

層の薄い前線に理想的な候補か

開幕から快調に飛ばしていたものの、攻撃的MFジェイムズ・マディソンやDFミッキー・ファン・デ・フェンら主軸の負傷でチームバランスに乱れが生じてきたトッテナム。

今冬の補強は不可欠となっており、攻守両面で層を厚くする補強が求められる。

その補強ターゲット候補として度々話題となるのがセルティックに在籍する日本人選手たちだ。現在トッテナムを指揮するアンジェ・ポステコグルーは昨季までセルティックを指揮しており、日本人選手を数多く引き抜いてきた。ポステコグルーが日本人選手のポテンシャルを評価しているのは間違いない。
中でも英『TBR Football』が理想の候補に挙げるのがFW前田大然だ。前田はセンターフォワードに加え、スピードを活かしてウイングの位置にも入れる。前線の層が厚いとは言えないトッテナムにとっては理想のタイプではないか。

「前田のスパーズ移籍は非常に理にかなっている。リシャルリソンが最近手術を受けているため、トッテナムは攻撃陣が不足している。ローテーションのオプションとして前線で多くの役割を果たせる前田のような選手を必要としている。多くのセルティックファンが知っているように、前田はアンジェ・ポステコグルーのスタイルによく合っている。もし彼がプレミアリーグに来るとしたら、現時点でスパーズ以上に最適なチームはない」

今季のトッテナムはソン・フンミンがセンターフォワードに回っており、左サイドではスピードのあるブレナン・ジョンソンやリシャルリソンが入ってきた。マノー・ソロモンも候補者だったが、ソロモンも負傷離脱中だ。

前田の場合は日本代表が1月にアジアカップを控えているため、今冬の補強は現実的ではないかもしれない。それでも来季以降の戦力と計算できるはずで、あのスピードはプレミアでも十分に通用するだろう。

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