未だ1ゴールのラッシュフォードはスタメンから外すべき? 昨季30ゴールの大爆発から一気の評価ダウン

今季は結果が出ていないラッシュフォード photo/Getty Images

昨季でついに目覚めたかと思われたが……

プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、EFL杯を合わせて14試合に出場し、1ゴール。マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードに何が起きているのだろうか。

昨季はシーズン56試合で30ゴールと見事な活躍を披露し、エリック・テン・ハーグ率いるチームにとって絶対欠かせない存在となっていた。それが今季は14戦1ゴールの超スロースタートだ。

英『Manchester Evening News』は、サポーターの中でもラッシュフォードをスタメンから外せとの声が起き始めていると取り上げている。ベンチには若いアレハンドロ・ガルナチョも控えており、ラッシュフォードのスタメン固定に納得しないサポーターがいるのも頷ける。
同メディアは先発で使い続けるのか、それともベンチへ下げるのか難しい判断を迫られていると取り上げ、テン・ハーグの決断に注目している。

「テン・ハーグは、再び調子を取り戻してゴールを決めてくれると期待してラッシュフォードを先発起用し続けるか、それとも彼をベンチへ下げるかの決断を迫られている。彼はベストの状態では世界で最も危険なFWの一人となるが、何ヶ月もその姿を見せていない」

1度評価を急上昇させたのに、それが続かない現象は数年前にもあった。2019-20シーズンにラッシュフォードは昨季と同じリーグ戦17ゴールを記録したが、そこからの2シーズンはペースが上がらなかった。

それが昨季再びのリーグ戦17ゴールで完全覚醒かと思われたのだが、今季は再び評価がマイナスに転じてしまっている。テン・ハーグにとっても頭が痛い問題のはずで、本来はエースであるべき選手だ。このままのペースで終わるわけにはいかないが、昨季の姿を取り戻せるか。

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