バイエルン相手に6年で《大量48失点》の衝撃 王者に歯が立たないドルトムントが再び頂点に立つ日はくるのか

今回バイエルンに0-4で敗れたドルトムント photo/Getty Images

今回も0-4の大差で敗北

ドルトムントが2011-12シーズン以来のブンデスリーガ制覇を果たすには、とにかく絶対王者バイエルンに勝つしかない。

ただ、その戦績が近年は極めて悪いのだ。4日に行われた直接対決でもホームで0-4の大敗を喫してしまい、力の差を見せつけられてしまった。直接のライバルであるバイエルンを倒さなければ、ドルトムント再びのリーグ制覇は難しい。

独『Kicker』がその悲惨な対戦成績を振り返っているが、2017年からのドルトムントは対バイエルン戦で48失点も喫している。しかもこれはリーグ戦のみの数字だ。
「ドルトムントが2018年11月から長年のライバルであるバイエルンにリーグ戦で勝利を収められていないのは、大量失点が原因の1つに挙げられる。2017年から数えると、ドルトムントはバイエルン戦で48失点もしている(1試合あたり3.4失点)。同期間において、バイエルン相手にこれほど多くのゴールを許したチームは他にない」

同メディアはこのように伝えており、ドルトムントはバイエルンにとって絶好の獲物になってしまっているのが現状だ。昨季も直接対決では2-2のドローと、2-4の敗北があった。

2019年には0-5、2018年には0-6で敗れたゲームもあった。他にもDFLスーパー杯でも何度かやられているため、ドルトムント側に苦手意識が根付いていても不思議ではない。

今季も1度目の対戦は4失点の完敗と守備が崩壊してしまい、来年3月に予定されている2度目の対戦でリベンジするしかない。それまでバイエルンに食らいつき、3月の直接対決で優勝へラストスパートをかけるような展開となるのが理想的か。いずれにしても、バイエルンに負け続けているようではリーグの頂点は見えてこないだろう。

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