2ゴールで逆転の立役者となった田中碧、独メディアでもチーム最高評価「大逆転の始まり。非常に存在感があった」

デュッセルドルフでの田中 photo/Getty Images

今季初ゴールを含む2発

ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフは、第10節でカイザースラウテルンと対戦。一時は3点のビハインドを負ったデュッセルドルフだが、日本代表MF田中碧が反撃の口火を切った。

36分にアペルカンプ真大のシュートがこぼれたところを押し込んで田中が1点を返すと、後半にマティアス・ツィマーマン、フェリックス・クラウスの得点で追い上げる。そして64分、田中が中央から豪快なミドルシュートを突き刺し、これが決勝点となってチームは4-3の大逆転勝利を収めた。

3点差を跳ね返す逆転勝利の立役者となった田中。独『Express.de』は、田中のパフォーマンスにチーム最高点の「2」を与え、活躍を称賛している(ドイツでは「1」が最高点)。
「日本人のスターティングイレブン復帰。彼がもたらした1-3が大逆転の始まりだった。非常に存在感があり、運動量豊富。そして4-3を決める信じられないショット」

今節がリーグ戦初得点ともなった田中。これまでは明快な結果が出ず苦しい時期も過ごしたが、代表でも見せている得点力はドイツの地でも開花するか、期待したい。



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