ハフェルツに生まれた待望の移籍後初ゴール  指揮官アルテタは「全てを変える」と期待を膨らませる

ハフェルツのゴールを喜ぶアーセナルの選手たち photo/Getty Images

5勝2分で負けなしのアーセナル

プレミアリーグ7試合を終えて、5勝2分と負けなしのスタートを切っているアーセナル。

今シーズンは20年ぶりのリーグ優勝を目指すアーセナルはMFデクラン・ライスやDFユリエン・ティンバー、MFカイ・ハフェルツなど選手層を厚くするために積極的な補強を行った。

ティンバーは怪我してしまい離脱しているが、ライスはすでにチームに欠かせない存在として躍動している。
ハフェルツは、移籍後なかなか得点やアシストを残すことができず、批判の声も上がっていたが、第7節のボーンマス戦でPKを沈め、待望の移籍初ゴールをマークした。

初得点まで苦労したハフェルツに関して、チームメイトや指揮官のミケル・アルテタ監督は喜びを露わにしている。アルテタは9試合得点に絡めなかったハフェルツのゴールは、同選手の状況を大きく変えると信じている。

「それはおそらくすべてを変えるだろう。ウサイン・ボルトはかつて『9秒で走るには4年間トレーニングしなければならない』と言っていたと思う。多くのことをしなければならないのに、それが見えないこともある。彼がこの数週間で経験したことは、この瞬間が(今のところ)あらゆる価値があるものだと確信している」(英『Daily Mail』より)

アルテタは加入後なかなか、結果が出ないハフェルツに得点が生まれたことを喜んでおり、ハフェルツの歌を歌い、勇気を与えたサポーターへの感謝の気持ちもコメントしている。

結果が欲しかった選手が得点をし、ボーンマスに4-0で勝利したアーセナル。20年ぶりのリーグ制覇に向けて、次節はマンチェスター・シティと対戦する。

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