遠藤航の強みであるデュエルもまだ炸裂せず…… ELでのパフォーマンスには批判も「ファビーニョからのダウングレードだ」

LASKリンツ戦に先発した遠藤 photo/Getty Images

クロップの信頼勝ち取れるか

今季はヨーロッパリーグの方に回っているリヴァプールは、21日に行われたグループステージ第1節のLASKリンツ戦で大幅なターンオーバーを採用した。

若い17歳のFWベン・ドーク、新戦力のMFライアン・グラフェンベルフ、さらには同じく新戦力の日本代表MF遠藤航も先発に名を連ねており、遠藤ら新加入組にとってELはアピールのチャンスと言える。

ただ、LASKリンツ戦で61分間プレイした遠藤の評価はやや低めだ。チームは3-1と勝利を収めたが、SNS上ではサポーターから辛口な意見が出ている。
「彼と契約した意味が分からない」

「ファビーニョからのダウングレードだ」

「彼は先発にふさわしくない。バイチェティッチを守備的MFにすべき」

『Sportkeeda』はLASKリンツ戦における遠藤のデュエル勝率が33%だったと紹介しており、中盤でのボール奪取を強みとする遠藤の良さがまだ発揮されていない。指揮官ユルゲン・クロップのスタイルを学んでいる最中でもあるため、早期の結果を求めるのは酷かもしれないが、リヴァプールはビッグクラブだ。スタメン争いは激しく、そう長くは待ってもらえない。

中盤では新戦力のグラフェンベルフに加え、若いバイチェティッチもサポーターから期待されている。まずは彼らとの序列争いに勝っていかなければならない。

今後もELや国内カップ戦では出番が巡ってくるはずだが、日本代表で見せているような守備力をリヴァプールでも発揮できるだろうか。

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