STVVで《3試合16セーブ》と早くも大忙し 鈴木彩艶が踏み出した新たな一歩「ザイオンは世界最高の才能の一人」

シント・トロイデンでの挑戦を選んだ鈴木 photo/Getty Images

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指揮官フィンクも高評価

17日に行われたベルギーのジュピラー・プロ・リーグ第7節でメヘレンと対戦したシント・トロイデンは、2-0と今季初のクリーンシートでの勝利を飾った。

称賛されているのは、このゲームでゴールを守った21歳のGK鈴木彩艶だ。

すでに日本代表でのゲームも経験している鈴木は、今夏にマンチェスター・ユナイテッドからもオファーがあったと言われるが、それを拒否してシント・トロイデンへのレンタル移籍を決断している。
選手の成長には出場機会が欠かせず、その点においてシント・トロイデン行きは正しい選択と言えよう。第5節からは3試合続けてゴールを任されており、今季よりチームを指揮するトルステン・フィンクは鈴木のことを1番手GKと評価しているようだ。

「ザイオンは今、我々の第一候補のゴールキーパーだ。彼はそのポジションにおいて世界最高の才能の一人だと考えられている」

ベルギー『Walfoot』によると、フィンクは鈴木についてこうコメントしている。21歳という年齢も魅力で、今後のステップアップにも期待できる。欧州の戦いを経験しているGKは日本代表にとっても貴重だ。

鈴木は今季出場したリーグ戦3試合で実に16のセーブを記録しており、これは現時点でリーグ10番目の多さだ。国内でも中堅クラブなシント・トロイデンでの日々はなかなか忙しい。

今季はシュートストップの部分で注目を集めるシーズンになる可能性があり、この1年で鈴木がどこまで評価を上げてくるのか楽しみだ。

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