マネ、フィルミーノも離れて“ヌニェスの時間”がきた 「アンフィールドでの困難な最初のシーズンに耐えた」男に爆発の予感

ニューカッスル戦で2ゴールを挙げたヌニェス photo/Getty Images

ニューカッスル戦での2ゴールは大きな自信に

リヴァプールにとって課題となってきたのがサディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノの3トップに代わる攻撃ユニットの作成だ。

このトリオで多くの成功を収めてきたが、いずれは世代交代が起こる。新たな前線の主役候補として昨夏にリヴァプールが獲得したのは、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスだ。

リヴァプールはヌニェス獲得に6400万ポンドを費やしており、大きな期待をかけているのは間違いない。
しかし、昨季のヌニェスはその期待に応えられなかった。リーグ戦では9ゴールを奪ったものの、期待はずれと感じたサポーターも少なくないだろう。

だが、2シーズン目の今季は状況が変わるかもしれない。ヌニェスはまだスタメンを確保できているわけではないが、先日のニューカッスル戦では10人になったチームを救う2ゴールを記録。チームを2-1の逆転勝利に導いた。あれこそリヴァプールがヌニェスに求めていたパフォーマンスだ。

『ESPN』もヌニェスの時間がきたと取り上げる。マネ、フィルミーノの2人も退団しており、今こそヌニェスが主役になる時なのだ。

「サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーのいない将来に向け、リヴァプールはヌニェスと契約した。そしてヌニェスはアンフィールドでの困難な最初のシーズンに耐えた。マネ、フィルミーノがクラブを離れたことで、クラブのチャンピオンズリーグとプレミアリーグ優勝を知るフロントスリーはサラーだけとなっており、ヌニェスの時が来たのだ」

サラー、ヌニェスの他にディオゴ・ジョタ、ルイス・ディアス、さらにコーディ・ガクポも前線に入れる。ピースは揃っており、その中でサイズのある純粋なセンターフォワードであるヌニェスが結果を出してくれれば心強い。ニューカッスル戦での2ゴールは自信となったはずだが、プレミアリーグ得点王争いに絡むところまで数字を上げられるか。

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