昨季から“7試合連続ゴール”と止まらない マンU相手にも決めたアウォニイが覚醒している

N・フォレストのエースとなっているアウォニイ photo/Getty Images

昨季終盤に何かを掴んだか

最終的には2-3で敗れてしまったが、26日に行われたプレミアリーグ第3節にてノッティンガム・フォレストはマンチェスター・ユナイテッド相手に2点を先行する印象的なパフォーマンスを披露した。

ノッティンガム・フォレストは前半4分までに2点のリードを奪うことに成功するのだが、その口火を切ったのはFWタイウォ・アウォニイだ。アウォニイは昨夏にウニオン・ベルリンからノッティンガム・フォレストに加入しており、超積極補強を展開した昨夏のノッティンガム・フォレストにとって目玉補強の1人だった。

ただ、昨季のアウォニイは前半戦で4ゴールしか奪えぬ苦しい立ち上がりとなった。チームも昨季は16位とギリギリの順位で残留を果たしており、満足できる結果ではなかっただろう。
しかし、アウォニイに覚醒の兆しは見えていた。昨季のアウォニイは第35節のサウサンプトン戦で2ゴールを奪うと、36節のチェルシー戦でも2ゴール、37節のアーセナル戦で1ゴール、最終節のクリスタル・パレス戦でも1ゴールと、4試合連続ゴールでシーズンを終えている。このアウォニイのゴールラッシュもノッティンガム・フォレスト残留へ大きなポイントだった。

その勢いが今季も続いている。アウォニイは今季開幕戦のアーセナル戦でも1ゴールを奪っており、続く第2節のシェフィールド・ユナイテッド戦、そして今回のマンU戦でも1ゴールずつ記録。昨季から数えると7試合連続でゴールを奪っているのだ。

それも今季はアーセナル、マンU相手にゴールを奪っており、プレミア2年目のアウォニイは何かが違う。チームはアーセナルとマンUに敗れているが、相手の力量を考えれば仕方がない。アウォニイの得点力を活かし、中堅クラブや下位クラブとの戦いできっちり勝ち点を積み重ねればTOP10入りも見えてくるはず。今季のアウォニイは見逃せない存在となりそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ