前半で2ゴールも挙げたのに…… ハーランドにピッチでお説教はやりすぎ? ペップの態度にネビル氏「ファーガソンはそんなことは……」

ハーランドにお説教するペップ photo/Getty Images

完璧主義者ペップ

プレミアリーグ開幕節、バーンリーとマンチェスター・シティの一戦は、0-3とアウェイのシティが勝利した。昨季はチャンピオンシップで旋風を巻き起こしたヴァンサン・コンパニ率いるバーンリーは果敢に戦ったが、プレミア王者に貫禄を見せつけられた。

この試合で2ゴールを挙げたのがFWアーリング・ハーランドだ。4分にさっそく先制点を挙げると、36分にもペナルティエリア内で左足一閃。今季も得点王争いをリードするのはこの男であることを強く印象づけた。

しかし、ペップ・グアルディオラ監督はまったく満足していなかったようだ。ハーランドに対し、ハーフタイムに見せた振る舞いが話題になっている。ペップはハーランドの腕をつかみ、大きなジェスチャーを交えてお説教。前半で2ゴールという結果を挙げたにもかかわらず、ペップに笑顔はなく、激しい調子でハーランドになにかを伝えていた。
『sky sport』でコメンテーターを務めるマンチェスター・ユナイテッドOBのガリー・ネビル氏は、このペップの振る舞いは意見を二分するだろうと語っている。

「その激しさを愛し、だからこそ彼が地球上で最高の監督なのだという人もいるだろう。カメラの前で彼(ハーランド)の腕を掴むなど、皆が見ている前でやるべきではないという人もいるはずだ」

「(かつてユナイテッドを率いた)サー・アレックス・ファーガソンは、決してそんなことをしなかっただろう」

こうしたことは今回が初めてではなく、昨季もチームが先制ゴールに喜ぶなか、GKエデルソンを叱責している姿が話題となった。怠慢や不注意を許さない完璧主義者であり、求めるものが高すぎるのだろう。しかし、そうしたペップの態度こそが世界最強のチームを作り出したことも間違いない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ