サンチョは“3シーズン目”こそ爆発するのか ホイルンドの加入、ガルナチョの成長など争い厳しく

マンUでは思うように数字上がらぬサンチョ photo/Getty Images

前線には逸材が揃っている

真の実力を証明する3シーズン目となるだろうか。この2年間マンチェスター・ユナイテッドで難しい時間を過ごしてきたのがFWジェイドン・サンチョだ。

2021年夏にドルトムントからユナイテッドへ移籍したサンチョは、イングランド代表にも選ばれてきた若き実力者だ。ドルトムントではきっちりと結果を出していたのだが、ユナイテッドでは思うように数字が伸びない。ユナイテッドがサンチョ獲得に7300万ポンドを費やしたこともあり、ここ2年は批判も浴びてきた。

英『Manchester Evening News』は今季も難しい立場にあると指摘する。今夏のプレシーズンではセンターフォワードの位置にも入るなど中央でプレイする時間を増やしているが、ユナイテッドはアタランタから大型FWラスムス・ホイルンドの獲得をまとめた。ホイルンドがフィットした段階で、センターフォワードはホイルンドのポジションとなっていく可能性が高い。
ウイングはマーカス・ラッシュフォード、さらには若手のアレハンドロ・ガルナチョが左サイドで存在感を放っており、ここに割って入るのも難しい。攻撃的MFも選択肢だが、ここにはブルーノ・フェルナンデスと新戦力のメイソン・マウントがいる。特にフェルナンデスを外す案は今のユナイテッドに存在しない。

右のウイングはまだチャンスがありそうだが、サンチョが右で真価を発揮できるかは微妙だ。昨季はリーグ戦で6ゴール3アシストの成績を残しているが、アタッカーとしては少々物足りないか。地道にアピールするしかないが、今季サンチョはユナイテッドでポジションを確保できるだろうか。

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