スター選手と一緒にプレイしているような没入感と臨場感? 選手目線のボディカメラが大きな話題に

プレミアのクラブのプレシーズンマッチでの取り組みが話題に(画像はイメージ) photo/Getty Images

プレシーズンでの取り組みが話題に

ヨーロッパのクラブは開幕に備えて、現在各地でプレシーズンマッチを行っている。

新戦力のプレイも多くの注目を集めているが、現在、アメリカで行われているプレミアリーグ・サマーシリーズのニューカッスル対アストン・ヴィラの一戦で行われた取り組みが大きな話題の1つとなっている。

プレシーズンマッチならではの取り組みとして、アストン・ヴィラのMFユーリ・ティーレマンスとニューカッスルのMFブルーノ・ギマランイスがボディカメラを着けて試合を行ったのだ。
ユニフォームの胸の高さに小さな穴が開けられ、シャツの下のGPSベストに縫い付けられたカメラレンズで試合が見えるようになっている。カメラでは選手目線の臨場感溢れる映像を見ることができ、選手同士の声の掛け合いまでわかる。

アストン・ヴィラの公式YouTubeではティーレマンス視点の映像を見ることができ、選手にかかるプレッシャーや、試合後の審判や相手チームの選手との会話まで聞くことができる。

画期的な視点の取り組みだが、英『Daily Mail』によると、プレミアリーグの選手たちはこのボディカメラ着用に前向きだという。このカメラは飛散防止スクリーンが付いており、つけていることが気にならないほど軽量にできているようだ。

しかし国際サッカー評議会(IFAB)ではテクノロジーを競技試合で使用することは許可されていない。しかし、同メディアはプレミアの各クラブが団結して、導入を求めた場合、変更される可能性は十分にあるという。

画期的な視点で、注目を集めているボディカメラは近い将来世界のスタンダードになる日が来るかもしれない。

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