“アジア最高額”で移籍したキム・ミンジェ 韓国代表DF加入はバイエルンに何をもたらす

バイエルンに移籍したキム・ミンジェ photo/Getty Images

約78億円でドイツ王者に加入

イタリア王者ナポリからドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに加入した韓国代表DFキム・ミンジェ。

昨年の夏にナポリに加入したキム・ミンジェは1年目ながらも、リーグ戦は35試合に出場し2ゴール、2アシストを記録。ナポリの33シーズンぶりの優勝に大きく貢献した。

そんな新加入のキム・ミンジェがバイエルンでポジション争いをするであろうマタイス・デ・リフトとダヨ・ウパメカノに匹敵する、と独『kicker』は報じている。同メディアは、攻撃面ではキム・ミンジェの加入はそこまで影響はないが、守備面で大きな影響を与えるという。
パス成功率に関してはキム・ミンジェは上記2人とそこまで差はない。『Sofascore』によるとキム・ミンジェが91%、デ・リフトは91%、ウパメカノは93%となっている。しかし、ロングボールになると、キム・ミンジェが58%、デ・リフトは63%、ウパメカノは71%と成功率の差が生じている。

対して、守備面ではキム・ミンジェが優れているという。キム・ミンジェのデュエル成功率は62%(地上戦勝率60%、空中戦勝率63%)に対し、デ・リフトはデュエル成功率59%(地上戦勝率59%、空中戦勝率60%)だという。ウパメカノもデュエル成功率は56%(地上戦勝率57%、空中戦勝率50%)となっている。デ・リフトとは僅差だが、ウパメカノとは特に空中戦において差がつく結果となっている。

キム・ミンジェの加入は間違いなくバイエルンの守備力の強化に繋がると言える。3バックも今シーズンのオプションの一つになるだろう。

ナポリでは加入1年目にしてリーグ優勝をもたらしたが、バイエルンでは何をもたらすのか注目だ。

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