ベッカムがユナイテッド時代の“元同僚”を解任 インテル・マイアミのメッシ獲得の布石とも?

指揮をとっていたネビル監督を解任した photo/Getty Images

後任はタタ・マルティーノか

MLSのインテル・マイアミは、フィル・ネビル監督の解任を発表した。

2021年からまる2年指揮をとったネビル監督だが、マンチェスター・ユナイテッドの同僚であった共同オーナーのデイビッド・ベッカムは解任を決断したようだ。イースタン・カンファレンスでは最下位に沈んでおり、15試合でいまだ5勝を挙げたにとどまっていた。

「フィルを任命したとき、私たちは彼がインテル・マイアミに対し全力を尽くしてくれることをわかっていました。彼が信じられないほど熱心に、クラブが掲げた野心にコミットメントをもって働くのを見てきました。彼とその家族はマイアミを受け入れ、この街とファンに成功をもたらすために献身的に取り組んできました。フィルは、リーダーとしての資質とコーチとしての知識をもって、私たちのクラブ文化に貢献をしてくれました」
「悲しいことに、変化を起こすのにふさわしいときが来たと感じています。私はフィルの勤勉さ、クラブに対する情熱、人間としての誠実さに個人的に感謝したいと思います」

ベッカムはこのように語った。『Daily Mail』などによれば、後任にはタタ・マルティーノ氏が候補に挙がっているようだ。バルセロナなどで指揮をとったアルゼンチン人指揮官は、リオネル・メッシとも親交があり、今夏インテル・マイアミがメッシを獲得する布石となるのではないかとの憶測も飛んでいる。2018年創設の新興クラブは結果を残すのに苦労しているが、それだけにどのような動きがあっても不思議ではないだろう。

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