アーセナルが今季最後の新戦力「犬のWinちゃん」を獲得 なんでもやってみるアルテタ監督

アルテタのチームマネジメントはユニークなものが多い photo/Getty Images

選手のストレス軽減となるか

現在プレミアリーグ2位のアーセナル。先日はブライトンに0-3と完敗を喫し、期待された優勝の望みはほぼ絶たれてしまっている。

一時は首位を独走し、今季こそ19シーズンぶりの戴冠があるのではないかと言われていた。しかし現在首位のマンチェスター・シティとの2度の直接対決を落とす、4月に入って3連続ドローを喫するなど、ここぞの場面で若さと経験不足を露呈。終盤には選手の負傷も重なってしまい、スカッドの厚さにおいてもシティとの差を思い知らされてしまった。

そんな失意のチームに、ミケル・アルテタ監督はなんとかして癒やしとパワーをもたらそうとしているようだ。今週、練習場にチョコレート色のラブラドール・レトリバーを迎え入れたことが英複数メディアで報じられている。「Win(勝利)」と名付けられたメスのラブラドールは早くも選手たちのアイドルとなっており、アルテタは「選手たちの注目は信じられないほどだったよ」と、Winちゃんを迎えたことによるストレス軽減効果について語っている。英『Daily Mail』がコメントを伝えた。
「彼女が気分を変えてくれるんだ。(練習場の)建物に入ると、彼女が全力で愛を注いでくる。僕たちは突然エネルギーを感じ、選手たちは彼女をハグしはじめるんだ。見ていて美しいものだよ。そういったことはとても重要だ」

「僕たちはみな勝つ(Win)ことが大好きで、Winにはたくさんの愛が必要なんだ」

また、同紙によればアルテタはオリーブの木をミーティングルームに持ち込んでいるという。根が育まれて、はじめて成長がもたらされることを示すためだといい、これもユニークなやり方だ。アルテタは昨季もリヴァプール戦前に、練習場にスピーカーを持ち込んで大音量でアンフィールドの歓声やサポーターが歌う『You’ll Never Walk Alone』を流し、そのなかで練習をさせたことが知られている。チームのために、できることをなんでもやってみる。それがアルテタのポリシーなのだろう。

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