移籍金は166億円超へ アーセナルは自軍苦しめたデクラン・ライスを迎えるか

守備に攻撃に大きな存在感を発揮したアーセナル戦のライス photo/Getty Images

代表でもクラブでも欠かせない中心選手

イングランド代表MFデクラン・ライスは長年過ごしたウェストハムからの移籍が噂されている。そんななかプレミアリーグ第31節で、移籍先の候補ではないかと言われているアーセナルと対戦し、圧倒的な存在感を発揮した。
 
『THE Sun』によると、ライスが移籍する場合、その移籍金は1億ポンド以上になると見られているが、イングランドで中盤を支える中心選手であるライスの獲得レースをアーセナルが一歩リードしているという。
 
ライスはウェストハムU-18でもプレイし、2016-17シーズンにトップチームにデビュー。2017−18シーズンではプレミアリーグ26試合に出場するなど、現在までウェストハムの主要選手として、そして近年では中心選手として素晴らしい評価を得ている。今シーズンはプレミアリーグで30試合に出場し2ゴールを達成している。しかし、ウェストハムは国内リーグ暫定15位。彼の目標でもあるチャンピオンズリーグでプレイすることが来シーズンも叶いそうにないのが現状だ。同メディアによると、ライスは高いレベルでのプレイや、自身目標であるチャンピオンズリーグ出場を果たすために、CL出場権を得る見込みのあるクラブへの移籍が予想されている。
 
クラブでもイングランド代表でも、試合に勝つためには欠かせない存在であり、世界最高峰のアンカーとして重要な役割を担っているライス。アーセナルに移籍することにより、彼の更なるレベルアップと彼にとって念願のチャンピオンズリーグでの爆発的な活躍も期待できるかもしれない。一方アーセナルにとっても、トーマス・パルティやジョルジーニョなどアンカーを務める有名選手を有しているが、今季トーマスの不在で苦戦した場面もあったため、ライス獲得は更なる安定性を生むことになるのではないだろうか。

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