C・ロナウドが語る“ケチャドバ”の通り 今季ノーゴールも覚悟したジョタ目覚めの二撃「最初の一滴が出ると……」

リーズ戦で2ゴールのジョタ photo/Getty Images

リーズ戦で一気に2ゴール

今季なかなか調子が上がらなかったリヴァプールにとって、FWディオゴ・ジョタの長期離脱も痛手だった。

サディオ・マネが抜けたチームではジョタの存在も重要だったのだが、ジョタは昨夏より怪我に悩まされてきた。昨年9月には復帰を果たしたのだが、10月には再び離脱。その回復に時間がかかり、今年2月に入ってから復帰することになった。

そこからは徐々に出番を増やしていたが、プレミアリーグでの得点数はゼロ。このまま無得点でシーズンを終える可能性も頭をよぎっただろう。
だが、ジョタはポルトガル代表の先輩FWクリスティアーノ・ロナウドが口にする『ケチャドバ理論』を信じていたようだ。

17日にプレミアリーグ第31節でリーズ・ユナイテッドと対戦したリヴァプールは、攻撃陣が爆発して6-1のスコアで勝利。先発したジョタも52分にゴールを決めると、73分にも2点目を記録。

FWは1点奪えばリズムが生まれるものだが、まさに『ケチャドバ』だ。

ジョタは自身の状態について、このように語っていた。

「もちろんゴールを決めないままシーズンを終えたくはないけど、まだ数試合残っている。決定的な瞬間を迎えるべく、ピッチ上で何ができるか集中している。考えすぎても意味はないからね。クリスティアーノは、それがケチャップのようなものだと言っていた。最初の一滴が出ると次々と出てくる。上手くいけば、それは僕にも当てはまる」 (英『TalkSport』より)。

その一撃がリーズ戦で生まれることになり、ここからゴールラッシュとなるかもしれない。

他にもリーズ戦ではコーディ・ガクポ、ダルウィン・ヌニェス、そしてエースのモハメド・サラーが2発決めており、リヴァプールにとっては理想的なゲームとなった。抱えている攻撃陣は豪華なだけに、ここからゴールラッシュでシーズンを締め括ってほしいところだ。

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