イカルディは12ゴール7アシストと止まらない ザニオーロ、トレイラ、マタらトルコのタレント軍団躍進中

国内リーグで首位に立つガラタサライ photo/Getty Images

5大リーグで活躍してきたタレントたちが躍動中

昨季まさかの13位と大不振に終わったトルコ1部の名門ガラタサライ。到底受け入れられない成績に終わることになったわけだが、今季は違う。

開幕から名門らしい戦いぶりで白星を重ね、27試合を終えた段階で勝ち点66を稼いで首位に立っているのだ。2位は勝ち点60でフェネルバフチェ、3位は同55でベシクタシュと続いており、トルコを代表する3クラブによる優勝争いだ。

そんな首位ガラタサライを支えるのは、5大リーグで活躍してきたタレントたちだ。15日にはカイセリスポルを6-0のスコアで粉砕したが、このゲームではパリ・サンジェルマンからレンタルで加わっているFWマウロ・イカルディがハットトリックを記録。今季ここまでの成績は12ゴール7アシストと手がつけられない。アシスト数がリーグ2番目の多さになっているのも特長的で、フィニッシュからチャンスメイクまで幅広い役割をこなしている。PSGでは出番が限られていたが、やはりゴール前での技術は一級品だ。
このゲームでは中盤にウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ、昨季ローマでプレイしていたセルジオ・オリベイラが入り、ウイングにはブレーメンで大迫勇也とチームメイトだったミロト・ラシカ、トップ下にはナポリで活躍してきたドリース・メルテンス。

さらにベンチからはマンチェスター・ユナイテッドより加入したMFフアン・マタ、恐怖のベテランFWバフェティンビ・ゴミス、今冬にローマから加わったFWニコロ・ザニオーロらが登場。ザニオーロは得点も記録しており、名門らしい豪快な勝ち方となった。

トルコのスュペル・リグは、5大リーグで活躍してきた選手たちを積極的にスカウトしており、今季ガラタサライではイカルディを筆頭にその補強路線が当たっている。彼らはピークを過ぎつつあるかもしれないが、それでも実力は高い。ガラタサライをはじめとするトルコのクラブは今後もこの動きを続けていくはずで、ガラタサライでは5大リーグで活躍してきたタレントたちが躍動している。

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