5大リーグのタレント50人は欲しい? サッカーに本気なサウジは“アジアNo.1リーグ”となるのか

C・ロナウドの参戦で盛り上がるサウジアラビアサッカー界 photo/Getty Images

サッカー界の勢力図を変えることは可能か

今冬にアル・ナスルがFWクリスティアーノ・ロナウドを迎えたところから、サウジアラビアサッカー界への関心が強まっている。

今月29日、翌月の6日にわたってアジア・チャンピオンズリーグの決勝で日本の浦和レッズとサウジアラビアのアル・ヒラルがホーム&アウェイで激突する予定となっており、同じアジア勢としてサウジアラビアのクラブは日本にとっても無視できない存在だ。

果たして今後サウジアラビア勢はどう動いてくるのか。米『ESPN』はロナウドの獲得だけで終わることはなく、今後5大リーグとポルトガルのクラブでプレイしている一流選手を中心に50名ほどサウジアラビア国内リーグへ連れてくることを計画していると伝えている。
ターゲットとなるのはクラブとの契約が満了を迎える選手たちで、今なら頻繁に噂されているパリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシ、リヴァプールFWロベルト・フィルミーノ、マンチェスター・シティMFイルカイ・ギュンドアンといった選手たちが所属クラブとの契約満了が近づいている。

同メディアはサウジアラビアがスター選手を次々と迎え、アジアでNo.1のリーグになることを目指していると見ている。最近はアメリカ・MLSも力をつけており、欧州だけがサッカー選手の行き先ではなくなる日も近いのかもしれない。

またサウジアラビアは2030年のFIFAワールドカップ開催地にも名乗りを挙げており、サッカーにかなりの力を入れている。自国のリーグ強化から代表強化へ繋げることができれば、サウジアラビア代表もワールドカップで上を目指せるようになるかもしれない。

サウジ・プロフェッショナルリーグはまだまだ大きな可能性を秘めているが、アジアNo.1リーグへとなっていくのだろうか。アメリカ・MLSと併せ、サッカー界の勢力図を変える可能性も考えられそうだ。

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