「アーセナルが彼を獲得したことは疑問だったが……」 驚異的なセーブ連発のラムズデールが実力で評価を覆す

リヴァプール戦で奮闘したラムズデール photo/Getty Images

リヴァプール戦でも好守を連発

プレミアリーグ第30節でリヴァプールと対戦したアーセナルは、前半で2点をリードするものの追いつかれてしまい同点に終わった。後半にはリヴァプールが勢いを増し、逆転への攻勢を強めてきたが、GKアーロン・ラムズデールが立ち塞がり3点目はやらせなかった。

再三チャンスを作ったリヴァプールは57分、クロスボールが流れて逆サイドのモハメド・サラーがボールを受けると、左足でシュートを放つ。さらに81分にはサラーのスルーパスにスピードで勝ったダルウィン・ヌニェスがチャンスを迎える。しかしどちらもラムズデールの好セーブによって阻まれ、ゴールを奪うことができない。

ラムズデールはリヴァプールのFW陣を悩ませ続けると、圧巻だったのは後半アディショナルタイムだった。リヴァプールにパスをつなげられて、トレント・アレクサンダー・アーノルドからボールを受けたサラーにペナルティエリア内に進入されて左足でシュートを打たれてしまう。シュートはDFに当たってコースが変わっていたものの、ラムズデールが指先で触れて失点のピンチを防いだ。

ラムズデールの好セーブ連発を受けて英『Sky Sports』では元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が「アーロン・ラムズデール以上に自分が間違っていた」とコメント。同氏はラムズデール獲得を疑問に思っていたが、その考えは間違いだったことを認めた。

「アーセナルが彼を獲得したとき、私は疑問だったんだ。正直に言うと、アーセナルが彼を買ったことは信じられなかったよ。しかし、(ベルント・)レノを追い抜いて彼は成長していった。 そしてイングランド代表の地位もつかんだ」

また、終了間際のラムズデールのセーブについても「最後の数分のあのセーブは信じられないセーブだったよ」と高評価したキャラガー氏。ラムズデールが自身のパフォーマンスで評価を覆した。

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