クワラツヘリアがジョージアに見せる希望 レジェンドDFカラーゼを超える同国最強選手への道

ジョージア代表はクワラツヘリアとどこまで行けるか photo/Getty Images

目指すはEURO&W杯本大会出場

ナポリで躍動するFWクヴィチャ・クワラツヘリアの登場により、沸き立つジョージアサッカー界。3月からはEURO2024予選がスタートしたが、ジョージア代表が目指すのはEURO&ワールドカップ出場だ。

クワラツヘリアの活躍はジョージアの希望となっているはずで、サッカー少年に与える影響も大きいだろう。

ジョージアといえば、かつてミランで活躍したDFカハ・カラーゼが有名だ。代表通算83試合のキャップ数を誇るレジェンドDFも、クワラツヘリアがジョージアサッカー界のアイコンになっていると語る。
「クワラは年齢的にも最高の未来が約束された選手の1人だ。ジョージアからは毎年イタリア、スペイン、ドイツのリーグでプレイできる能力を備えた者が数名出てくる。今季クレモネーゼではロホシヴィリが活躍している。彼は若いセンターバックでフィジカルが強く、テクニックも備えたレフティーだ。彼は上手く成長している」

「これまでのところクワラはジョージアのアイコンであり、多くの子供に力を与えている。彼のやり方でトップに到達できることを証明しているからね(伊『Gazzetta dello Sport』より)。

5大リーグの1部でプレイする選手は限られるが、今季フランス2部のFCメスでリーグ戦15ゴールを挙げるFWゲオルゲス・ミカウタゼ(22)、トルコのファティ・カラギュムリュクでプレイするMFサバ・ロブザニジェ(28)など欧州で経験を積んでいる者は多い。

カラーゼが期待をかけるクレモネーゼDFルカ・ロホシヴィリ(24)も今後に期待したい選手で、クワラツヘリアを中心にどこまで躍進できるのか楽しみなチームの1つだ。

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