マンU、今夏に3名の“ビッグネーム”を売却へ 冷酷な指揮官はすでに決断済みか

今季からユナイテッドを率いるテン・ハフ監督 photo/Getty Images

テン・ハフ体制では出場機会に恵まれず

クリスティアーノ・ロナウドをスタメンから外すなど、忖度のない采配に注目が集まるマンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督。今夏の移籍市場でも、一切忖度のない決断で、人員削減を行おうとしているようだ。

現在53歳のテン・ハフ監督は、アヤックスでの手腕が認められ、今季からユナイテッドの指揮官に就任した。得点の少なさなど、やや気になるところはあるが、ここまでリーグ戦29試合を消化して17勝5分7敗。チームは56ポイントを積み上げ、CL出場圏内の4位につけている。また、カラバオカップでは決勝でニューカッスルを撃破して優勝を勝ち取っており、ヨーロッパリーグでもバルセロナらを退けてベスト8まで順調にコマを進めている。就任1年目としては、ここまでは及第点となる成績で、2年目以降のさらなる躍進に期待できる結果となっているのではないか。

来季以降の飛躍のためには、まずは今季のリーグ戦できっちりトップ4フィニッシュを成し遂げ、可能ならば6年ぶりとなるELのタイトルをチームにもたらしたいところ。ファンの方々も、今季のクライマックスの行方が気になっているに違いない。ただ、シーズンが終盤に近づくにつれて、さまざまな移籍の話題も飛び交っているため、彼らは今、それと同じくらい今夏の選手たちの動向にも注目しているはずだ。
そんな中、英『Four Four Two』が「冷酷なエリック・テン・ハフが大量放出。マンチェスター・ユナイテッドは今夏、3名のビッグネームを売却へ」との見出しで、今夏の気になる放出候補を取り上げた。同メディアによると、放出候補となっているのは、主将を務めるDFハリー・マグワイアを筆頭に、DFヴィクトル・リンデロフとMFドニー・ファン・デ・ベークの3名。いずれもテン・ハフ体制では出場機会に恵まれていない選手たちで、同メディアは「テン・ハフの革命の一環として、この夏に注目を集めるこの3名のスター選手は、すでに売却されることが決定している」とも報じている。

彼らの放出で得た移籍金などをもとに、このオランダ人監督は今夏、多くの選手との契約も視野に入れているようだが、ユナイテッドは今後どのような動きを見せるのか。

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