テン・ハーグはG・ラモス獲得にゴーサイン CFを狙うマンUがポルトガルで“16ゴール”の新星に注目

ポルトガル代表でもレギュラー定着が期待されるラモス photo/Getty Images

頼れるストライカーを探している

エリック・テン・ハーグ監督を新指揮官に迎えた今季のマンチェスター・ユナイテッドは、FWクリスティアーノ・ロナウドとFWアントニー・マルシャルのセンターフォワード2枚体制で前半戦を戦っていた。

ところが、ロナウドは11月に退団し、マルシャルは負傷離脱が多いためなかなか戦力として計算が立たない。FWマーカス・ラッシュフォードが最前線を務める試合も多く、1月の移籍市場ではFWボウト・ベグホルストをローンで獲得した。

こういった経緯もあり、マンUは今夏のCF獲得が囁かれている。トッテナムのFWハリー・ケインやナポリのFWヴィクター・オシムヘンといった大物も新戦力候補に挙がっている状況だ。
しかしスペイン『AS』は、テン・ハーグ監督がベンフィカの21歳FWゴンサロ・ラモスの獲得にゴーサインを出したと報じている。

ラモスは今季プリメイラ・リーガで16ゴールを記録しており、リーグ得点ランキングでも2位につけている選手。そして何より特筆すべきはFIFAワールドカップ・カタール大会での活躍だ。

ポルトガル代表の一員としてカタール大会に参戦したラモスは、ベスト16のスイス戦でロナウドに代わってスタメンに抜擢された。するとここでハットトリックを達成する衝撃的なパフォーマンスを見せ、世界中に名を轟かせた。

懸念されるのは移籍金であり、同メディアによるとラモスの獲得には1億ユーロ(約144億円)以上を要する。現在マンUはオーナー陣がクラブ売却を進めている最中で、ラモス獲得に動けるかどうかは新オーナーが誰になるか次第となるようだ。

ケインやオシムヘンほどの実績があるわけではないが、獲得難易度や将来性を踏まえれば、テン・ハーグ監督がラモス獲得にゴーサインを出すのも頷ける。完全にケインやオシムヘンの獲得を諦めたわけでもないはずで、マンUが最終的に誰をチームに迎え入れるのかは見ものとなる。

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