FWモーガン・ギブス・ホワイト、タイウォ・アウォニイ、エマニュエル・デニス、MFオレル・マンガラ、レモ・フロイラー、ジェシー・リンガード、シェイク・クヤテ、DFフェリペ、レナン・ロディ、ネコ・ウィリアムズなど、イングランドのノッティンガム・フォレストは昨夏から超大量補強を展開してきた。
クラブは今季よりプレミアリーグへ昇格しており、残留へ戦力を整えるのは正しい判断だ。しかし、冬の市場も合わせれば新戦力の数は30人。
英『BBC』は、さすがに多すぎてチームコントロールが難しいのではと主張している。
起用できる選手の数が多ければ、そのぶん選択肢も増える。良いことのように聞こえるが、自身がスタメンにふさわしいと考えている選手たちが多い場合は全体のモチベーションを管理するのが難しい。これはチームを指揮するスティーブ・クーパーも苦労してきたのではないか。
同メディアも選択肢が多すぎると考えており、スタメンを固定するのも一苦労だ。
しかも結果が出ていない。現在ノッティンガム・フォレストは勝ち点26で16位に沈んでおり、降格圏となる18位ウェストハムとは2ポイントしか離れていないのだ。一歩間違えれば降格圏へと落ちてしまう。
失点数も49点に達した。これは19位ボーンマスの54失点に次いでリーグワースト2位の数字である。
まだノッティンガム・フォレストはマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、ブライトン、チェルシー、アーセナルといった力のあるクラブとの戦いを残している。
超大量補強からの2部降格は何としても避けたいが、終盤戦で正しいスタメンをチョイスできるのか。指揮官クーパーにとっては苦しい2ヶ月の始まりだ。