クワラツヘリアはナポリ残留が濃厚? 年俸“2億円以上”アップの新契約締結へ

当分はナポリでプレイすることになるのか photo/Getty Images

掘り出し物だったクワラツヘリア

今季のナポリの躍進には大きな注目が集まっている。セリエAではリーグ首位を独走しており、33年ぶりのスクデット獲得が有力になっている。そしてチャンピオンズリーグでもベスト8まで勝ち上がっており、来月13日と19日には同じイタリアのクラブ、ミランとの対戦が待っている。

そんなナポリのスカッドは前線から最後尾まで粒揃いだが、特に目立っているのは攻撃を牽引するFWヴィクター・オシムヘンとFWクヴィチャ・クワラツヘリアの2人だ。オシムヘンは21ゴールでセリエA得点ランク首位を走っており、クワラツヘリアは12ゴール10アシストを記録。得点ランクでは3位、アシストランクではトップに立っている。

こういった活躍もあり、両者には多くのビッグクラブから熱視線が送られている。しかし、クワラツヘリアはナポリに残留することを望んでいるようだ。
クワラツヘリアとナポリの現行契約は2027年までとなっているが、スペイン『MARCA』によると、クワラツヘリアはその契約を更新することに決めたという。新契約は期間が2028年までと1年延長され、手取り100万ユーロ(約1億4300万円)だった年俸も250万ユーロ(約3億6000万円)+ボーナスへ大幅アップするようだ。

ナポリはクワラツヘリアとオシムヘンのどちらも引き留めて、来季もセリエAやCLで暴れ回りたいと考えているはずだが、まずはクワラツヘリア残留の可能性が高まっただけでも良しとするべきだろう。中長期的にナポリを常勝軍団へと導いていくクワラツヘリアの姿に期待だ。

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