昨季は4月に悪夢の3連敗 プレミア制覇へアーセナルが挑む壁「昨季はいくつかのゲームでパニックに陥った」

アーセナルの守護神ラムズデール photo/Getty Images

ここが本当の正念場だ

プレミアリーグ首位を維持したまま終盤戦を迎えているアーセナル。ここからは実力もそうだが、優勝へのプレッシャーに対処する強靭なメンタルも求められる。

昨季を振り返ると、昨季のアーセナルは4月に3連敗してしまった苦い記憶がある。クリスタル・パレス(0-3)、ブライトン(1-2)、サウサンプトン(0-1)と格下相手に3連敗を喫し、5月にはライバルのトッテナム(0-3)、ニューカッスル(0-2)と連敗。最終的にはトップ4入りを逃してしまった。

2位マンチェスター・シティの実力を考えると、優勝へアーセナルに取りこぼしは許されない。昨年4月とは別のチームであることを証明する必要があるだろう。
英『Evening Standard』によると、GKアーロン・ラムズデールは昨季とは違うと自信を口にする。選手たちのメンタルも確実に進化しているのだ。

「昨季の終わりに僕たちはいくつかのゲームでパニックに陥った。そこから学んだと思う。今の僕たちは問題に対処する方法をよく知っている。ジェズスとジンチェンコの加入も大きな助けになるね。彼らはリーグ制覇を経験している。ジョルジーニョも入ってきたしね。ブカヨ、マルティネッリ、ウーデゴーもいる。彼らも1年プレミアで経験を積み、ワールドカップで国際経験を積んだ選手もいる」

若手が多いチーム構成ではあるが、アーセナルは昨季からの成長ぶりを改めて示せるのか。4月はリヴァプール、シティ、チェルシーと強敵との戦いを予定しており、ここが本当の正念場だ。

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