今季はシーズンの途中にワールドカップが挟まれたこともあり、選手たちにとってはかなり忙しいシーズンになっている。
当然ワールドカップ出場組は疲労も濃くなっているはずだが、それを感じさせない鉄人プレイヤーがマンチェスター・ユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデスだ。
ポルトガル代表の一員としてワールドカップを戦ったフェルナンデスは、何と今季の合計プレイタイムが現時点で4410分に達している。英『Football365』によると、5大リーグでプレイする選手の中では最長だという。
マンUでもフル出場が当たり前で、今季は累積警告の影響で欠場した1試合を除くすべてのリーグ戦にフル出場。ヨーロッパリーグではグループステージの戦いに加えてバルセロナとのプレイオフも180分間こなしている。
国内ではEFL杯を制覇し、FA杯もベスト4入りを決めている。ヨーロッパリーグもベスト8の戦いが控えているため、このままいけば5000分を超えてくるだろう。
ブルーノに次いでプレイタイムが多いのはトッテナムFWハリー・ケイン(3895分)、チェルシーMFエンソ・フェルナンデス(3881分)、マンチェスター・シティMFロドリ(3727分)、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール(3716分)、パリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシ(3671分)と続いていく。
いずれもワールドカップで上位に進んだ選手たちであり、エンソとメッシはアルゼンチン代表として頂点に立っている。疲労もメンタルも限界に近いかもしれない。
大きな怪我がないのも1つの才能だが、彼らはその要素を備えている。特にブルーノのスタミナは驚異的で、永遠走り続けるMFとして代表とクラブで重要な役割を担っている。